昨日の鳥から飛ぶつながりで
今日は飛行機の話を…
伊丹学舍の上空は
伊丹空港に発着する飛行機の通り道になっていますので
芝生で休憩をしていれば、
いろんな飛行機に出会います。
特に
学舍の真上を通過して降りていく飛行機は、
本当に低空で手が届きそうなほどです。
夜には飛行機の窓明かりに人影まで
見ることができ、迫力満点です。
でも、ちょっと待ってくださいよ。
普段は気にもしないことですが、
よーく観察するとほとんどが学舎の南側を
左から右に上昇していくものばかりで
学舍の真上を通過していく飛行機は、
全体の発着数からみたら
ほんの僅かな気がします。
なぜなんでしょう…
ということで調べてみました。
すると意外なことが判明。
伊丹空港では、
北側が山という地形上の制約があるので、
原則として南側ルート(大阪市内) からの
離発着を行っていて、
北側ルート(西宮市側)からの
離発着は極端に少ない(年間離発着の5%未満)らしいのです。
飛行機は風に向かって降り、
追い風に乗って飛び出しますので
夏場のどうしても南東の風が強い時にだけ、
北側からのルートで着陸してくるのです。
この北側ルートからの着陸時に
伊丹学舍の真上を通過していく
ということなのです。
しかも、大型のジェット機のみ。
もし、伊丹学舍の真上を飛行機が
通過しているのを見かけたら
「ちょっと貴重な体験をしたんだよ」と
自慢してみてはいかがでしょうか。