厳しい言葉のうら。

1月に入ってから、デザイン美術学科と広報学科

両学科・各コース、専攻の卒業制作風景を

このブログでお届けして来ましたが、

デザイン美術学科最後のトリは

ビジュアルコース・マーケティング専攻です!!

担当の田野先生による、最終合評が行われていましたよ。

マーケティング専攻では学生さんが

自分で架空の会社を立ち上げることで、

アイテムや雑誌、広告展開をしていくことを学びます。

マーケティング専攻 卒業制作

こちらの学生さんは、

女性が苦手意識をもっている歴史に注目して

歴史上で絶世の美女と言われている、

クレオパトラ・ヘレネ・楊貴妃・小野小町を

イメージした香水のプレゼンテーション。

歴史上の美女をイメージした香水なんて、

女性はすごく興味そそられますね。
マーケティング専攻 卒業制作

こちらは規格外の巨大なパネルが登場。

よく見ると、総勢1000人の写真からできています。

残念ながら、合評には間に合わず未完成。

卒業制作本番までに完成を目指します。

マーケティング専攻 卒業制作

今回の合評で担当の田野先生は、

「“出来たからいい”じゃなくて、それ以上を目指す姿勢が大切。

   プロの目から見ると、まだまだ学生の作品だし、

   努力の余地がある作品もたくさんあります。

   未熟だけど、頑張るという熱意を見せて欲しい。

   適当なものを作って卒業制作展で展示することは

   みんなの足を引っ張ることになるんだぞ。」

と、励ましの言葉をかけておられました。

最後の最後まで頑張れ!という田野先生の

エールが学生さんの心に響いたのではないでしょうか。

明日からは、広報学科の残りのゼミを紹介します!

乞うご期待◆◇◆

 

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キラキラした女性。

広報学科出版系が制作している、

フリーペーパーキラキラが本日発行されました!

第4号となる今回のインタビューは

芥川賞受賞作家で伊丹市名誉市民でもある田辺聖子さんです!!
フリーペーパーキラキラ 4号

なんと、学生さんたちが自らオファーを依頼して

承諾の返事をいただいたそうですよ。

田辺さんは『感傷旅行(センチメンタルジャーニィ)』で

1964年に芥川賞を受賞。

その他にも数々の受賞歴があり、

『ジョゼと虎と魚たち』は、犬童一心監督で映画化、

『芋たこなんきん』は朝の連続テレビ小説としてNHKで放映されるなど、

日本を代表する女流文学作家の一人です。

田辺さんのお名前は知らなくても、作品を知っている方も多いのでは?

フリーペーパーキラキラ 4号
フリーペーパーキラキラ 4号

インタビューをした、広報学科2年生の奥村さんは

「私は田辺聖子さんの本を読んだことがなかったので

   まずは、代表作で芥川賞受賞作である『感傷旅行』を

   みんなで読んで行こうという話になりました。」

初めて作家さんにお会いするので、

どうしようかと緊張したそうですが、

「明るくて途切れなく話してくれて、ほっとしました。

   話すテンポもよくて、大阪の人って感じでしたよ。」

と田辺さんにインタビューした様子を話してくれました。

フリーペーパーキラキラ 4号

さらには、インタビューから脱して

一緒に取材に行っていた、作家志望の友達にも

日頃からできるアドバイスをしてくれたそう。

そんな温もりが伝わってくるようなインタビューが

今月号のキラキラで読めます!

伊丹市の主な公共施設で手に入れることができるので

ぜひ手に取ってみてくださいね

 

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居心地のいい空間。

デザイン美術学科工芸コースのガラス専攻と同じく、

今年初めて卒業生を輩出する、

デザイン美術学科キャラクター造形コースも

卒業制作展に初参加です!

実習棟にあるキャラクター造形実習室に行ってみると、

原稿〆切前のピリピリした空気はどこへやら。

みんな和気あいあいといった感じで楽しそうでしたよ。
キャラクター造形 卒業制作

実は、漫画を本にするため 原稿は書き終えて

印刷に出したあとだったので、 ポスターを額に入れたり、

パネルデザインといった作業を中心に進められていました。

キャラクター造形コースは

先生方も学生さん同士も本当に仲がいい!というイメージ。

担当のいわみ先生には、「伊丹学舍は本当に居心地がいい。」

なんて言っていただいたこともあるんですよ。

キャラクター造形 卒業制作

キャラクター造形コースでの課題は主に漫画を描くこと。

それは、個人個人の作業であるはずなのに、

これだけ学生同士の仲がいいというのは、

きっと、プレッシャーとストレスのかかる漫画制作の

苦しい作業を一緒に乗り越えてきた仲間だから。

漫画家はプロになってしまうと孤独なメージがありますが

芸短で一緒に苦しい課題を乗り越えて来た仲間は

一生の友達になるんじゃないかな、と思います。

キャラクター造形 卒業制作

きっと、プロになってもお互い励まし合える

いい仲間に出会えたのは、

芸短ならではの良さじゃないでしょうか。

卒業制作で描いた漫画が、

幻の作品と呼ばれる日がいつか来るかもしれませんね!

 

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キーパーソンはMC。

広報学科映像系、金ゼミでは只今

卒業制作2010広報学科創作展に向けて

編集作業に追われています。

金ゼミ 卒業制作

卒業制作2010の2日目、11日(木)には

広報棟1階テレビスタジオにて上映会を企画中。

金ゼミの映画作品ほか、

映像制作演習、映像表現演習、映画制作応用で制作された

映画作品がそれぞれの授業から出品されます。

さらに、歌ありスタンダップコメディありの

盛り沢山の内容で楽しい映画祭になる予定◆◇◆

金ゼミ 卒業制作

告知用のオリジナルポスターには、

MCを担当する、広報学科2回生の西村さん満面の笑み。

先生曰く、このポスターにも意味があります。

世界最大の映画の祭典、アカデミー賞受賞式では

毎年、MCがキーパーソンなのだそう。

映画祭の顔はMCの顔ということでしょうか。

西村さんのMCぶりにも注目ですね。

さらに、ポスター1枚に1人、金先生とゼミ生の

コメントつきなのでぜひ、全部探して読んでみてね。

金ゼミ 卒業制作

残念ながら、11日(木)に来られない!という人も

12日(金)以降は広報棟3階P−301で

上映する予定なのでご安心を。

ただ、パフォーマンスありの映画祭は11日(木)だけ!

いつでも大丈夫な人には、この日が絶対オススメです。

 

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汚れは白い。

昨日、今日と少し暖かい日が続いていますが、

朝と夜はまだまだ冷え込み厳しいですね。

そんな寒む空の中、卒業制作展に向けて頑張っているのが

デザイン美術学科の立体造形コースの学生さん。

雨が降っても、雪がちらついても、

屋根に守られている、屋外スペースで

もくもくと作業が行われています。

屋根があるといっても、屋外!

冷たい風が通り抜けると体が小刻みに震えます。
立体造形 卒業制作

立体造形コースの特徴は担当の堀野先生を筆頭に

作業用つなぎ着用率の高いこと!

しかも、そのつなぎは他のコースとは

比べ物にならないくらい白く汚れています。

黒くではなく、白くです。

立体造形 卒業制作

また、デザイン美術学科の他コース同様に、

音楽なしでは作業できない!ばかりに

大きなヘッドホンを頭にはめて学生が目立ちます。

きっとヘッドホンには、自分の世界に入るため

外の音をシャットダウンする役割と

寒さから耳を守るイヤーマフラーの役割を

兼ね備えているのでしょう。これぞ一石二鳥。

立体造形 卒業制作

あとはそれぞれの扱う材料や道具によって

石を削る時には防塵マスクを着用したり、

金属を溶接する場合には分散する金属粒子や光から

顔や目を守るため溶接用防護マスクを着用します。

パッと見ると、誰だか分からないくらい

頭からつま先まで完全防備。

立体造形コースの学生さんたちが卒業制作で

向き合っている材料は石材、木材、金属、土など、様々。

見応えありの大きな作品も多いので、お楽しみに

 

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99%考えぬけ。

広報学科、川村龍一学科長率いる、

川村ゼミ最後の授業へ取材に行って来ました!!

川村ゼミのゼミ生10人は卒業制作2010に向けて

広報学科オリジナルカレンダーを制作しています。

川村ゼミ 卒業制作

このカレンダーの特徴は、

広報学科2年生全員の誕生日が記載されていること。

この、誕生日はまさに個人情報!

一人一人確認をとって集めるのが大変だったそうです。

卒業した後も、このカレンダーを見る度に

きっと、芸短での思い出が蘇ってくるでしょうね。

川村ゼミ 卒業制作

川村ゼミ1年間の目標は「ものを考える」ということ。

「発明とは1%のひらめきと99%の努力である」は、

発明王エジソンが言ったといわれる、あまりにも有名な言葉。

川村先生は、「これは天才でも99%努力するのだ、

という意味ではなく、99%考えぬくことで、

1%のひらめきが得られるという意味です。」

という言葉で最後の授業が締めくくられました。
川村ゼミ 卒業制作

「人に手助けされたら、ありがとうの気持ちを

忘れない人になって欲しい。

考えるだけではなく、感じることも大切に。」と、

心のこもった言葉をゼミ生に送っていました!

あとは、カレンダーの出来上がりを待つばかりですね

 

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誰かの『匠』になる。

SDコンピュータ室でもくもくと作業中なのは 

デザイン美術学科スペースデザインコースの

空間建築系専攻の学生さんたちです。

SD-A 卒業制作

パソコンの運転音とマウスのクリック音、

端に置かれた大型プリンタの印刷音だけという教室で、

学生さんたちはパソコンと真剣にらめっこ中。

みんなの集中力がすごいので声もかけられませんでした…

空間建築系専攻の学生さんたちが制作する

手描きの設計図には、定規でひかれた真っすぐな線と

久しぶりに目にした、コンパスで描くカーブ、

さらに数字があちこち入れられています。

設計図は本当に細かくて、目がチカチカします。

SD-A 卒業制作

デザイン美術学科の各コースともに

細かい作業はお手の物!という感じですが

ひょっとしたらスペースデザインコース空間建築系専攻が

一番器用かもしれないなぁと思います。

1mm単位の歪みもゆるさない、数字の世界ですからね。

去年の空間建築系専攻の学生さんが作った作品は

海中庭園美術館やこども病院、バリアフリーの家でしたが、 

今年はなんと!船を設計している学生もいるのだとか。

SD-A 卒業制作

いつもおちゃめな緋田先生は、

「今年も柔軟な発想を元に非常に楽しい、

空間建築系の作品ができたのは素晴らしいこと。

芸短の学生は荒削りな部分があるものの、

四大の学生にも負けず、内容のグレードが高いんです!」

と話してくれました。

緋田先生にとって空間建築とは、

ずばり、オリジナリティ豊かな

楽しい空間を制作すること!!だそうです。

誰かを幸せにするような『匠』に成長して欲しいですね。

 

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ほんわかマイペース。

デザイン美術学科の絵画コースでは

いよいよ追い込みが迫っていました。

4階の絵画実習室では、2年生の学生に

一人一人スペースが与えられるため、

大きなキャンバスでいくつも仕切られた

学生さんの個人スペースが沢山あります。

絵画 卒業制作

ゆったりとした時間が流れる絵画実習室は

ほんわかマイペースの学生さんが多いそうですが、

意外にもそれぞれの画風が全く違うため、

見ていて驚かされます。

ほんわかマイペースの学生さんなのに 、 

内なる闘志は燃えているんだな、と感心してしまいます。
絵画 卒業制作
  

絵をみている限りでは、絵画の学生さんは

マイペースと決して妥協しない頑固さを

合わせ持っているのでしょう。
絵画 卒業制作

そんな中でも、隣のスペースで描いている学生さんが

自分の画風と全く違う派手な色を使っていると、

ふと、同じように派手な色を使いたくなってしまったりするらしいです(笑)

それがお互いに刺激し合うということでしょうか。

 

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少年サンデー編集部による添削会に参加

1月17日の日曜日、

大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科

キャラクター造形コース2回生3名、

大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科4回生4名と3回生1名が、

小学館出張編集部に作品を持ち込みました。

少年サンデー添削会

小学館出張編集部が設置されたのは、

大阪市西区の京セラドーム大阪で開催された

次世代ワールドホビーフェア‘10のゲーム&ホビー会場。

8名の学生たちの持ち込み先は『少年サンデー』ブース。

今回は同誌の人気連載漫画『ハヤテのごとく』に出てくる

白皇学院をモデルにした“少年サンデー漫画エリート学院Z”の

生徒指導室で添削会が行われました。

少年サンデー添削会

学生たちは午後二時から順次、

副編集長やデスクの方たちに添削指導をしていただきました。

中には、少年サンデーが毎月行っている

新人まんが賞『まんがカレッジ』に投稿するよう

すすめられた学生もおり、

日頃の成果を十分に発揮してくれました。

少年サンデー添削会

また、今回は残念ながら良い結果につながらなかった学生も、

次に役立つ貴重なアドバイスをいただくことができ、

充実した一日になりました。

(投稿:デザイン美術学科 キャラクター造形コース 林日出夫)

 

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温もりのアトリエ。

デザイン美術学科陶芸コースへ行って来ました!!

陶芸実習室は、個人的には一番

デザイン美術学科のイメージに近い教室。

窓から入る明かりの下に並んだ轆轤と

高い天井、積まれた土、汚れたバケツや筆…

まさにアトリエという言葉がピッタリです。

陶芸 卒業制作

学生が制作中の作品は、陶芸と一言で言っても

大きい作品やら小さい作品やら

学生によってバラバラで面白いです。

陶芸の作品はどんな作品でも暖かい感じ。

陶芸 卒業制作

ヒビの修復をしている学生がいました。

実は、窯で焼いた作品は窯から出てくると

ヒビが入っていることもよくあるのだとか。

ひどい時には、粉々になっていることもあるそうです。

せっかく心を込めて作った作品が粉々で

でてきたらショックでしょうね…

陶芸の作品はとっても繊細なのです。

まさに、焼いてみてからのお楽しみですね。

陶芸 卒業制作

陶芸では、窯入れから窯出しまで、

ずいぶん時間がかかるため

作品に出会ったときの喜びが大きいのかも。

さらに同じ作品のコピーはありません!

そこが陶芸やガラス工芸のいいところ。

 

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