デザイン美術学科 基礎実習Ⅵ(工芸)、
陶芸の合評に行って来ました!
基礎実習Ⅵでは、 前期の前半と後半で
陶芸とガラス工芸に分かれて、作品を制作する
1つの授業で2つの工芸が体験できる、お得な授業です!
今日は前半に陶芸を実習した6名の作品合評が行われました。
お茶碗、円筒、マグカップ、動物、自由課題を
それぞれ指定の赤土と信楽土を使って制作。
ろくろの上に作品を乗せて合評を行うところが
いかにも陶芸らしく、面白い光景です。
1人1人の学生さんの作品に対して、先生だけでなく、
副手さんや他の学生さんも意見を言い合い、
見方が人それぞれ違うんだ、と勉強になります。
学生さんたちが悩んでいたところは、
固定観念に捕われすぎてしまう、というところでしょうか。
動物はこうあるべきだとか、器はこうでなければいけないとか、
自分の中にある殻を抜け出すのは、なかなか至難。
そのイメージを越えると、新しく面白い作品になるんですけどね。
また、面白いということと実用的ということは
必ずしも一致することではないのも難しいところ…
普段は大人しい学生さんがダイナミックな作品を作っていたり、
適当に作ってそうなものが、実はすごく繊細だったりと
制作者の内なる炎が垣間見えるのもアート作品の面白さです。
家に持って帰って、ぜひ使い心地を試して
次の制作に繋げていってくださいね!