朝晩冷え込み、体調を崩しやすい季節になってきました。
手洗いうがいを徹底して風邪を予防しましょうね!
さて、そんな本日のブログは、
先日おこなわれた特別講義の模様です♪
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10月10日(水)の3限目に
大阪芸術大学キャラクター造形学科学科長・里中満智子先生をお招きして、
特別講義『マンガ家的発想トレーニング』が行われました。
お話をつくろうとして、机の前に座って腕組みをして頑張ってみても、
一向にお話が出てこないということはよくある話。
絵を描くこと、キャラクターを創ることは好きだけど、
お話をつくるのは苦手という学生は少なくありません。
そこで今回のマンガ家的発想トレーニングは、
日本の昔話『桃太郎』を例におじいさんや
おばあさんなどのキャラクターを縦軸、
川から流れてくる大きな桃や鬼退治といったエピソードを横軸にした
表をつくってみることから始まりました。
各自が表をつくっている間に、里中先生から
①「もし桃太郎のお供である猿、犬、雉のいずれかがいなかったとしたら」
②「鬼のキャラクターをひとくくりにして考えるのではなく、
他とは違ったキャラクターの鬼がいたとしたら」というお題が出ました。
学生たちの持ち時間は20分。
その時間内に各自がそれぞれ新しい『桃太郎』のお話を考えるのですが、
中には鬼と戦う力を蓄えるために雉を鍋にして食べてしまう桃太郎がいたり、
なかなかユニークな『桃太郎』もありました。
里中先生は学生作品を講評しながら、
意見の相違や気持ちのすれ違いが展開を面白くすることや、
誰のために何のために頑張るのかといった理由が
キャラクターの存在感を強くすることなど、
お話づくりのポイントをお話し下さいました。
既存の作品を元に、「もし」という仮定や新しい解釈を加えて
お話をつくってみるというトレーニングを続けることによって、
お話をつくるのが苦手という意識を払拭してほしいものです。
(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)
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