デジタル文化

 

デザイン美術学科「CG制作」の授業に

お邪魔してきました。

 

 

 

「登場するキャラクターを回転させてポーズを決める」

これが課題です。 

しかし、担当の向垣内先生も驚くほど、

作品のクオリティが高くて本物のアニメの様でした。 

パソコンに向かって真剣に作業中。


時には、テレビアニメをネットで見ながら研究し、

作品作りに生かしていきます。


ペンタブを使ってイラストを描いています。

とても難しそうでした。

 

 

 

苦労して作り上げたイラストがアニメーションとして

動き出したとき、とても感動するそうです。


たった1秒イラストを動かすのに必要なのは

約20枚のイラスト。

動きを滑らかにしようと思えば思うほど、

イラストの枚数が必要です。


コツコツと根気のいる作業ですね。


そう考えると…

私たちが、子どもの頃から見ているテレビアニメは

24000枚のイラストが必要!?

…これは驚きですね。


デジタル化が進み、CGなどが使えるようになり、

昔より随分と作り易くなったアニメーション。


近年、海外からのアニメファンもよく目にします。

日本のコスプレイベントに海外の方が参加する事も、

少なくありません。

日本の文化に、今、海外の目が向けられています。


この授業は、デジタルツールを使って、すばやく

イメージを具体化し映像にするのが目的です。 

どれだけのアイディアや、ひらめきを持っているか、

そして、どれだけ自分が楽しめるかが重要なんですね。