「舞台実習Ⅱ」の授業に潜入して来ました。
シェイクスピアの作品「十二夜」の
舞台メイクに挑戦です。
さとう先生からご指導いただき、
学生は、それを修得しようと、
メモをとったり、写真に収めたり
鏡とにらめっこしていました。
![](http://www.osaka-geidai.ac.jp/mt-fileupload/pics/tandai/2013/2013-6/20130613/20130612_make4.jpg)
![](http://www.osaka-geidai.ac.jp/mt-fileupload/pics/tandai/2013/2013-6/20130613/20130612_make1.jpg)
そして、たくさんのメイク道具。
微妙な色の違い。みなさん分かりますか?
一言で舞台メイクと言っても、
そう簡単には修得できる物ではありません。
女性が普段しているメイクとは
全くの別物。学生は苦戦していました。
ドーランを塗り重ねる前に、目の回りに塗るピンク色は、
顔の凹凸、立体感を出すために塗るものだとか。
「お猿さんみたい」なんて声も聞こえて来ましたが
そんな風には見えなかったですよ。
シェイクスピアの「十二夜」には、
いろんな設定の人物が存在します。
役柄によって、ドーランの色や
眉の描き方が全く異なり、
さらに個人個人で、発色の仕方も変わるので、
同じ役でも演じる役者によって、
微妙な色調節をしなければなりません。
それも含め、さとう先生が細かくチェックし
学生に半顔だけメイクをします。
学生は、その半分だけのメイクを見ながら
自分で残りのメイクを仕上げます。
難しそうでしたが頑張っていましたよ。
みんな素敵な顔になっていました。
メイク完成後の学生に、写真を撮らせてもらいました。
素顔で会っても、誰だか分からない気がします。
![](http://www.osaka-geidai.ac.jp/mt-fileupload/pics/tandai/2013/2013-6/20130613/20130612_make2.jpg)
こう見ると、お化粧は
すごい変身術だと分かります。
舞台映えするメイクを修得して、
より良いお芝居を作り上げて下さいね。