ファンタジーとリアリティー。

アニメーション業界研究セミナーがありました

株式会社スタジオジブリから

制作業務部渉外担当部長の荒井章吉さんをお招きしました。

テーマは「アニメーション業界の共通した著作権保護の問題」

「スタジオジブリのあゆみ、制作、宣伝」など。

もちろん、アニメーションは注目の業界なので、

就職課でもたくさんの申込が予想されましたが、それを上回る参加者で、

いっぱいになった教室見ても、ジブリ作品の人気が伺えます。

アニメーション業界研究セミナー

荒井さん曰く、 よく観察することがアニメーターへの第1歩!

ジブリ作品が一環して目指している、

“ファンタジーの中にリアリズムを追求する” はこうした

アニメーターの観察力から生まれているのだと感じました。 

また、お話を聞いていると、ジブリ作品に出て来る

登場人物には実際にモデルが存在するのだとか。

しかも、そのモデルがスタッフだったり、肉親だったりと

ジブリ作品の登場人物がなぜ、

こんなにもリアリティーがあるのか?という疑問も解決です。

実際、「となりのトトロ」のネコバスは宮崎駿監督自身がモデルではないか!

スタジオジブリのアットホームな雰囲気も伝わって来ましたよ。

アニメーション業界研究セミナー

スタジオジブリと言えば、名作アニメを何本も生み出し、

その会社までもが夢のような職場という気がしますが、

人に夢を与える作品の舞台裏には、

沢山の職人さんの思いと技が込められています。

手描きアニメーションにこだわった「崖の上のポニョ」は

作画枚数が約17万枚にのぼり、

最新作「借りぐらしのアリエッティ」の作画部門(原画・動画)では、

140名以上のスタッフが関わっているそうです。

アニメーション業界研究セミナー

何歳になっても、何度観ても、新しい発見があり

心動かされるスタジオジブリの作品。

きっと職人さんの一人一人の思いと技に心動かされているのですね。

 

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