デザイン美術学科で特別講義がありました!
1年生、2年生、専攻科生に各コースの先生方、
なんと卒業生まで参加して、満員御礼の教室です。
講師は尾野正晴先生。
尾野先生は元滋賀県立近代美術館館長で
現在は美術評論家、静岡芸術大学教授として活躍中です。
演題は「ひとつの試みー静岡文化芸術大学の学生と
現代美術家による写真展についてー」で
尾野先生が教鞭をとっている静岡文化芸術大学の学生さんが
現代美術家の村上誠さんの「遠海原 産土Ⅴ 村上誠個展」を
プロデュースしたときの体験談をお話していただきました。
スケジュール、広報・印刷、展示、記録と担当の班長を
決めて、学生さんが責任を持ってそれぞれの仕事に取り組んだことや
ギャラリーの特徴を見極めること、展示の工夫
自分たちが見て欲しい順路で見てもらうためには
受付の位置はどうしたらいいのかなど
悩んだところや反省点も挙げられたお話には、
今後、個展やグループ展の機会がたくさんある学生さんたちとって
大いに参考になったのではないでしょうか。
これから学内の展示室でも各コースの前期課題作品展
が次々と予定されているので、
今日聞いた話をどんどん参考にして、
作品の魅力をさらに引き立てる展示を心がけて欲しいですね。