昨日は降らず、持ちこたえた雨も
今日は朝から降ったり止んだりの伊丹学舍です。
そんな日でも黙々と作業中のデザイン美術学科、
基礎実習Ⅶ(キャラクター造形)の授業に行って来ました!
現在、オリジナルショート作品3P〜6Pの漫画を制作中。
ネーム(漫画を描く前のラフスケッチのようなもの)を
一人一人、担当の桜先生にチェックしてもらっていました。
自分が描いたネームを先生が無言で読んでいる時が
学生さんにとっては、一番緊張している瞬間。
時間にして1、2分なのでしょうが、
緊張がこちらまで伝染して、それ以上に長く感じます。
3〜6Pの短いページ数で、始まりから終わりまで
話が上手くまとまるの?という気もしますが、
まさにこれが、まとめるようになる勉強なのです。
桜先生曰く、3〜6Pの漫画でも学生さんは
描きたいことが多すぎて
どんどん話がズレていってしまうことが多いのだとか。
短いページの漫画は、どこを1番読ませたいのか、
という見せ方の勉強にもなるのですね。
さすが、みんな描き慣れている感じで
ペンに迷いがなく、集中してスラスラ描けている印象。
すでに高校時代から漫画を描いている人が多いのかな、
と思ったら、実は芸短に入学してから初めて
漫画を描き始めたという人もいるのだとか。
しかも意外と上手だったり。
才能はどこに隠れているのか分からないものですね。