演技に求めるもの。

秋初の大型連休シルバーウィークが重なり、

少し間があいてしまいました、芸短ブログです。

19日(土)は今年最後のキャンパス見学会に

たくさんのご来場ありがとうございました!

が咲く頃にまた会えるのを楽しみにしてますね

 

今日から後期授業が開始です!

楽しく充実した夏休みが過ごせましたか?

在学生のみなさんは、忙しい時期にいよいよ突入ですね。

就職活動に卒業制作…どちらも

自分の将来に大きく関わってくる人生一大イベントです!

悔いのないように頑張りましょう

産経新聞紙上講義 三林先生

先日、20日(日)の産経新聞に掲載された

「大阪芸大発著名人教員の紙上講義」

広報学科の三林京子先生でした!

三林先生はここで「演技には真剣さが求められる」と話しています。

また、正しい姿勢で歩くことや足踏みが演技の基本である

ということを学生の目線から読むことができます。

三林先生の演技基礎演習の授業が垣間見れ、

まるで大阪芸術大学短期大学部に通う、

学生のような気持ちになりました!

阪神で産経新聞を購読している方は

ぜひ、新聞を引っぱり出して読んでみて下さい。

 

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本番、1日前!

明日は、いよいよ今年最後の

キャンパス見学会です!!    →詳しくはこちらから

伊丹学舍の最後のキャンパス見学会では、

Tシャツファッションショーを開催 

Tシャツファッションショー

 

Tシャツファッションショー

日時:9月19日(土)

場所:伊丹学舎  広報棟1F テレビスタジオ

開演:公開リハーサル 11:00〜11:30

本番 13:30〜14:00 

こちらはただのファッションショーではありません!

広報学科の学生が主体となって、

音響や照明を駆使して演出まで手がけています。

こちらの仕込み(準備)には夏休みも返上で

たくさんの学生が学校に来て頑張っていましたよ。

なんと、ウォーキングにも専門の先生の指導が入る

こだわりようです!!
Tシャツファッションショー

そこで、今日の最終リハーサルの様子を取材してきました。

本番直前とあって、少しピリピリムードの中

学生たち、おのおのから意見が飛び交い、

活気に溢れた様子。

みんなの目が真剣そのものです。

オリジナル・グッズ・コンテスト受賞作品のTシャツ紹介はもちろんのこと、

ほかにも学校紹介にコース紹介、サークル紹介まで

盛りだくさんの内容です!
Tシャツファッションショー

広報学科全体で何かを作り上げるっていうのは、

授業ではないので、よりいっそう力が入りますね。

みんながそれぞれの得意分野を生かして

キャンパス見学会に参加してくれる高校生のみんなに

最高のショーを見せれるように頑張ってくださいね。

楽しみにしています◆◇◆

Tシャツファッションショー

 

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卒制への手応え。

研修旅行から一足先に帰って来た、

立体造形コースの2人の学生に話を聞きました!

京都府に行っていた、立体造形コースは

朝10:30に河原町四条の橋の真ん中集合と

なんとも愉快な場所に集合です。
立体造形 学外研修旅行

その後、堀野先生のオススメギャラリーまわり。

1日目は大雅堂、河井寛次郎記念館、清水六兵衛邸を見学し、

2日目は楽美術館や堀野先生のお宅にお邪魔。

そこで、京都を代表する清水焼きを中心に

清水六兵衛の茶器や河井寛次郎の壷など

陶磁器で名高い作品を見て回ったそうです。

「僕は木に興味があって、土は得意な素材じゃないんですけど、

器に描かれている鶴や伊勢エビがすごくて、土も面白いな、と思いました。」

と話を聞いた学生の一人は言っていましたよ!
立体造形 学外研修旅行

その後、清荒神のホテルに泊まって

卒業制作について先生とミーティング。

自分たちがやりたいと思っていること、

実際に制作可能なのか、可能じゃないのか 

材料の話や困難になると予想される点など、

意義のある話し合いができたみたいです。

「自分が思っていた素材より、先生の助言によって

浮かんだ素材の方がどんどん作品のイメージが膨らむんです。」

と卒業制作へ確かな手応えを感じたよう。
立体造形 学外研修旅行
 

一番、印象に残っていることは?と2人に質問すると

「最初に行った大雅堂で

赤と青の卵の反面が埋め込まれている

みたいなオブジェがあって、目が離せなくなりました。

あとは、河井寛次郎記念館で見た、

梅の花の形をした帯留めがとっても可愛かったです。」

 

「1日目に清水六兵衛邸の後に行った、

清水寺で凶のおみくじをひいてしまいました…

すると、心配してくれた2回生の女の子から

お守りをプレゼントしてもらいました(笑)」

携帯の横でそのお守りが光っていましたよ。
立体造形コース 学外研修
 

 

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思わず口ずさむ。

きのこのこのこ〜げんきのこ〜

エリンギ マイタケ ブナシメジ〜♪♪と歌われるように、

キノコのおいしい季節になりました。

大阪芸術大学短期大学部 伊丹学舍でも

芝刈りに負けない(現在、芝生のお手入れ中)

キノコが実習棟前に生えているのを発見!!
きのこ 大阪芸術大学短期大学部

芝生を刈っていたのが先週なので、

刈ってすぐに生えてきたのでしょうか?

キノコの生命力をすごく感じます。
きのこ 大阪芸術大学短期大学部

こちらのキノコはまるでアニメからでてきたよう。

ケータイ電話と比較してみると、高さはほぼ同じ。

なんか、異様な光景です(笑)

本来ならば並ぶはずのない2つをコラボレーション。

大きさを伝えるために、煙草を並べますよね?

それを真似てみました。

これが松茸だったらな…(実際に思ってしまった。笑)

と思っても絶対に食べてはいけませんよ!!

図書館でキノコの種類を調べてみましたが、

分からずじまいです…すみません。
きのこ 大阪芸術大学短期大学部

キノコを鉛筆にみたてて遊んでみました。

新感覚。でも、やっぱり書けません。 

お笑い芸人のバカリズム風に言うなら…

「持つならこう!!」という感じでしょうか。(分からない人、ごめんなさい…)

 

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夜は語り明かそう。

微妙な天気の伊丹学舎ですが、

最寄りのJR中山寺駅から

何やら大荷物を抱えた学生がぞろぞろと学校の方へ。
夏期学外研修旅行

今日は、デザイン美術学科の学外研修旅行の出発日です!

ヴィジュアルデザイン・版画コース香川県へ。

スペースデザイン・工芸コース福岡・長崎方面へ。

絵画・キャラクター造形コース信州方面へ。

立体造形コース京都府へ。

各コースがそれぞれの場所へ旅立ちました!
夏期学外研修旅行

この学外研修旅行では、学生と教員の交流の他、

記念館や美術館を訪ることで、多くの刺激を受け、

後期からの卒業制作や専攻実習に向けて

創作意欲を高めていくことを目的としています。

1泊2日もしくは2泊3日(コースによって異なる)

美術漬けの日々の始まりです。

ぜひ、夜まで先生や友達と行った美術館や見た美術品の

話で盛り上がって欲しいです。
夏期学外研修旅行

また、新型インフルエンザも懸念されています。

大量に用意された、アルコール消毒薬とマスクも

こまめに忘れずにしてくださいね!
夏期学外研修旅行

それでは、いってらっしゃい★ 

 

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壁は意外に白かった。

学生がいない夏休みの間に

広報学科の合同研究室(副手さんの部屋)が見違える姿に。
広報学科 合同研究室
広報学科 合同研究室

(上の写真は以前の合同研究室)

すごく物が多く、騒然としていて、

副手さんが全員入ると窮屈なイメージだった研究室が

すっかり整頓されてキレイになっていました。

広報学科の副手さんに話を聞いてみると、

後期が始まると、学生がいてできないので

夏休みの間にちょっとずつ頑張りました、とのこと。

すごくすっきりした印象なんですが、

あんまり物は捨ててないんです。

キレイに入れ直したり、倉庫の整理をしたりで

だいぶ変わりましたね、と副手の藤井さん。
広報学科 合同研究室

あと、収納スペースが増えて、

ブラインドがキレイになったのが大きいかも。

キレイになった研究室はどうですか?と尋ねてみると

物で埋もれてて見えてなかった壁が意外に白かった(笑)

小松原さんいわく、部屋をキレイにする3ヶ条は

①いらない物を捨てる勇気。
②見える所に物を置かない。
③また使うかも…は使いません。

ということです。

こうして、インタビューに応えながらも、

片付けをしている手は常に動いているのでした。
広報学科 合同研究室

スッキリさわやかな気持ちで

新学期が迎えられそうですね!

 

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これぞ匠の技。

今月9日にガラス工芸特講で山野宏先生が

制作した魚の鮎が無事、  →こちらから

熱を徐々に下げる除冷庫からでてきました!
山野宏先生 鮎

吹きガラスなので、中は空洞になっています。

巻いた銀がいい具合にひび割れて、

魚の光り具合を見事に再現!

色付けの為にかけた、グレーグリーンの色ガラスの粉も

絶妙な色合いの鮎を表現しています。

写真では、この精巧さの半分も伝えられないのが

本当に残念…
叫ぶ

でも、広報棟の中庭にある池に入れておいても

ガラスで制作されたとは絶対に気付かれない自信があります!
山野宏先生 鮎

写真を撮って事務局に帰り、パソコンの画面上で見せると

その後、事務局のほぼ全員が実物を見に行ってました(笑)

“ガラスは割れてしまう”という儚さが

さらに作品の価値を上げていますよね。

そして、100%人間の手で作っているものなので、

同じ物が2つとできない。

触らしていただいた時には

息をするのを忘れるくらい緊張しました。

そして、少しでもカタッと倒れそうになると必死です。
山野宏先生 鮎

山野先生は去年の

"世紀のダ・ヴィンチを探せ!"高校生アートコンペティション2008

ダ・ヴィンチ大賞のトロフィーも制作されたとのこと。

こちらもご覧になる機会があればぜひ。

トロフィーというより副賞くらいの芸術作品です。

 

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みんな3歳児になれ。

集中講義3連チャンです。

今日の集中講義は舞台芸術特講

大阪芸術大学舞台芸術学科の学科長を務める、浜畑賢吉先生

劇団四季脱退後、舞台やテレビを中心に活躍しておられました。

 

「さあ、ゲームをしよう。」の一言で始まった授業は

ストレッチ体操や発声練習は先延ばし。

いつもと違うスタイルに学生達もたじたじです。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

まずは学生たちを3歳児に戻してあげることが大切。

3歳の時って、みんな天才でしょ?

3歳児って理屈じゃなくて、感性で動いてるから、

予想もしないことがよく起こる。

感性で動くことは舞台でも一緒なんだ。

始めに、左右の脳をごちゃごちゃにさせるような遊びをして

3歳で誰もが天才だった時に戻してあげるんだ。

と、授業の前に話していただきました。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

数人の円になり、気や擬音語、言葉を繋げるゲームをした後、

浜畑先生は学生に質問しました。

「自分は才能があると思っている人?」

なかなか学生の手は挙がりません…

すると、浜畑先生は

「どうして才能ないと思うの?若い人で才能がない人はいないんだよ。

迷ったり、悩んだり、恨んだりしてはいけない、引いた目になるから。

いつも楽しいことを考えて、目を輝かせていて欲しい。」

と、一人一人の目を見て訴えます。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

授業の始めより、学生の目が少し輝いて見えました。

浜畑先生の授業は、遊びながら舞台に必要なことを

身につけていく、とってもユニークな授業でした。

 

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時間の流れ。

昨日に引き続き、集中講義の取材に行ってきました!

今日は大森一樹先生メディア特講

大森先生は大阪芸術大学映像学科の学科長であり、

映画監督としても多くの映画を手がけている方です。

代表作はキネマ旬報ベストテンにも選ばれた「ピポクラテスたち」や

村上春樹原作の「風の歌を聴け」、「平成のゴジラシリーズ」に

記憶に新しい織田裕二主演の「T.R.Y.」など多数!

   

まずは、第11回日本アカデミー賞優秀脚本賞・優秀監督賞を受賞した、

斉藤由貴主演の「恋する女たち」をみんなで鑑賞。
メディア特講 大森一樹先生

「映画で大切なのは、

いつ(When).誰が(Who).どこで(Where).何をしたのか(What)

という4つのWです。

実は何をしたか(What)は後から自然についてくる。

最初の段階で1番大切なのはどこ(Where)だったりするんです。

そこには、出演者のスケジュールに合わせる必要とかあるんだけど。」

と、映画業界の裏側の話をおり混ぜつつ話が進みます。
メディア特講 大森一樹先生

また、映画の楽しみ方の1つとして

一般の人にはあまり知られていない楽しみ方を教えていただきました!

「映画は画像と音楽の芸術である、

と思っている人が多いかもしれないけど、

実は、時間の芸術でもあります。

映画上映の時間には、1日であったり、1年であったり、

はたまた10年という時間が流れています。

映画の中で良い時間の流れを表現するのも、

 映画の要素の一つなんですよ。」

そう言われてみると、なるほどと納得です。

映画を観ていて、「疲れたな〜」とか思う映画は

良い時間が流れていない、少し長い映画なのかもしれません。

はたまた、同じ時間でも「あっと言う間に終わった」と

印象を受ける映画もあります。

それは、きっとその映画に良い時間が流れているからでしょうね!

今後、映画を観る機会があれば、そこに注目してみてください
メディア特講 大森一樹先生

実は、監督が映画の上演時間を決めることはできないそうです。

映画2本立てが主流だった時代には1時間30分だったし、

ビデオのレンタルが始まると2時間が主流になった。

そして、DVDが主流となった現在では、

3時間を超える映画がでてきている、ということ。

決められた時間の中でいかに良い時間の流れを作るかが、

映画監督の手腕にかかってくるということでしょうか。

楽しい講義、ありがとうございました!

 

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作品は語る。

只今、大阪芸術大学短期大学部では、

今月3日から新学期が始まるまで、

集中講義が目白押しです。

今日はその中の一つ。

大阪芸術大学工芸学科の教授である、

山野宏先生のガラス工芸特講に行って来ました!
ガラス工芸特講

また、芸短ガラス工芸客員教授の増田先生と

山野先生の工房で一緒に働いたことがあるという、

講師の佐藤先生も助っ人で来られていましたよ。
ガラス工芸特講

午前中には、学生の前で魚の鮎を制作。

ガラスに銀を巻き、何度も溶かして吹いてを

繰り返すうち銀がガラスに溶け込んで黄色っぽい色に。

佐藤先生との息の合ったベンチブロウも流石です。
ガラス工芸特講

ほとんどの学生が携帯かデジカメを出して、 撮影大会状態。

出来上がった時には、自然に学生から拍手が。
ガラス工芸特講

絶妙な色合いと形。

まさか、ガラスでできているとは思えません!

むしろ、あれ?釣りたてですか?くらいの

新鮮さが表現されています。


制作したのが、なぜ魚なんですか?と質問すると、

自分が若い時に色々なところに行き、

知らない場を恐れなかった姿勢が

一つの所に留まれない、回遊魚と重なり、

自分のシンボルとして魚を多く制作してきたんです、と山野先生。


また、3日間という短い講義の中で、

学生には、自分の気持ちを伝える手段は

話したり、書いたりするだけじゃなくて、

造形や作品でも思いを伝えることができるということを

伝えたいとおっしゃっていました!

 

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