リトグラフってなんだ?

 

今日は風が強くて、なんだか肌寒いですね!

今にも雨が降り出しそうなお天気ですが…

雲が厚い日は、飛行機が近くを飛んでいるので、

私は、ちょっと嬉しい気持ちになっちゃいます♪

 

さてそんな本日のブログは、先日お邪魔した、

デザイン美術学科「基礎実習(版画)」の授業風景をお届け!

 

このブログで、よく取り上げているのは、

シルクスクリーンという版種ですが、

今回は、リトグラフの刷りを見てきました♪

 


 

 

版は完成しているのに、

真っ白にして…真っ黒にして…

さらには、それを洗い流す!?

 

リトグラフは、水と油の反発を利用した

平版画と言われる版種です。

版画の中でも、最も時間がかかる版種で、

刷り上がるまでに、いくつもの行程があります。

その一つでも行程を間違えると、

版が消えてしまうこともあるそうです。

 


 

 

ローラーでインクを塗るのも一苦労…。

感覚が掴めず、アルミ版から

インクがはみ出すことも、しばしば…。

本刷りで、プレス機をかける前に、

毎回拭き取り作業をしている学生さんもいました。 

…画用紙にインクが付いたら大変ですからね!

 

ちなみに、水分があるところにはインクが付かないので、

アルミ版は、水を含ませたスポンジで

丁寧に拭きながら作業していました! 

 


  

 

プレス機にかけてから…

版の刷り上がりを見る瞬間が一番ドキドキしますよね!

一筋縄では行かないリトグラフの作業は、

刷り上がりの喜びを何十倍にもしてくれる様です♪