今日はデザイン美術学科・版画コースの
卒業制作の様子をお届けします。
版画といえば、小学校の頃にやった
彫刻刀で木の板を彫って…という木版を
思い浮かべる方も多いと思いますが、
版画の手法は木版だけではありません!
芸短で学べる版画の手法は
リトグラク、シルクスクリーン、銅版の3種類。
そのどれもが、木版のイメージとは大きく異なります。
版画って、絵画やビジュアルデザインに比べて
馴染みが薄いと思う人もいるかもしれませんが、
実はそんなことないんです!
一昔前に流行った、年賀状作りの必需品「プリントゴッコ」も
版画の一種でシルクスクリーンの技法を用いてるんですよ。
版画は刷ってみなければわからない、ので
自分の思い描いている色に近づけるのが
すごく難しいそうです。
さらに、色の数だけ重ねて刷っていくので
ズレないように注意が必要。
何枚か刷っても、一枚一枚の雰囲気が少し変わってくるのも
版画の面白いところです。
先生を含め女子率が高く、エプロン着用率が高い
版画実習室へ行くと、とても華やかな気分になります。