ブロンズを溶かして流し込む、
ブロンズ鋳造の授業をすると聞いて
デザイン美術学科の立体造形コース屋外作業スペースに行ってきました!
水のように溶けて流れるブロンズは
すごく綺麗だと聞いていたので
期待に胸が膨らむばかり。
ブロンズを溶かす専用の炉からは、すでに黄色い炎が。
炉でブロンズを溶かしている間に
粘土等で作ったモチーフを使って砂型を作っていきます。
そうこうしているうちに溶けたブロンズが
炉の溝を通って流れてきた時、
黄金色の炎が水になったようなブロンズの流れに
思わず、その場にいたみんなが息を飲みました。
また、使い込んだ炉から神秘的なブロンズが流れてくるので
そのギャップにもビックリです。
その流れるブロンズを砂型に流し入れ、
30分ほどして砂型から作品を取り出します。
取り出している時、「化石の発掘みたい。」という声が。
芸術作品を取り出しているわけですから
同等の価値がありますよ!
さらに風圧で細かい砂を除去してから
やっとブロンズになった自分の作品に出会えます。
実際手で持ち上げてみると、想像以上に重たいです!!
作品の大きさにもよりますが、片手ではプルプルします。
メダリストはこれを肩に下げるわけですから、
肩がこること間違いなしです。
このブロンズを溶けた状態で杓で掬っていた職人さん、
重さ、熱さに対してさすがとしか言えないです。