11月26日(火)の3限目・4限目に、
大阪芸術大学キャラクター造形学科里中満智子学科長による
特別講義「マンガ家的発想トレーニング」が開催されました。
一人で机に向かって描いているとどうしても同じ向き、
同じポーズのキャラクターを描いてしまいがち。
「うまく描けていると思うのは、描き慣れているから。
どうもうまく描けないというのは、ただ単に描き慣れていないからなんですよ」
と里中先生は学生たちに語りかけました。
描き分けについても、
「髪型を変えるのではなく、眉や目の位置などバランスを考えること」
「意外に忘れがちなのが身長設定」と次々に目から鱗のアドバイスを、
実際にホワイトボードに描きながら説明。
さらにA4の用紙を配布し、学生たちが今まで描いたことのない、
キャラクターの顔を男女1名ずつ描いてもらい、
簡単な設定も記述してもらいました。
質疑応答の時間では里中先生は学生一人ひとりに語りかけるように、
ご自身の経験を踏まえながら答えてくださいました。
マンガやイラストを専攻するデザイン美術学科のだけでなく、
メディア・芸術学科の学生も参加。たった2コマ、180分の特別講義ですが、
忘れられない時間を過ごしてくれたことと思います。
(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)