514人が巣立つ

 平成24年度卒業式が3月21日、伊丹学舎講堂で行われました。



ことし卒業したのは、各学科と専攻科、通信教育部の計514人。それぞれの代表に卒業証書が授与され、メディア・芸術学科の畑中遥さんと通信教育部の熊田彩子さんが「学んだことをこれからの人生に生かしたい」と、謝辞を述べました。



このあと、ゼミや専攻ごとに分かれ、一人ずつ卒業証書の伝達。この日が最後となる教室で、お互いの健闘を誓ったり再会を約束していました。



穏やかな春の青空。校庭では、友達や式に参加した両親らと記念写真を撮る姿も。いつまでも語り合うグループもあって、キャンパスを去りがたい思いが伝わってきました。

◇ポピュラー音楽コースが初の卒業コンサート

「2年間の思いを、今あなたに伝えたい」



メディア・芸術学科ポピュラー音楽コースの第1回卒業コンサートが3月17日、大阪・西梅田の「ビルボードライブ大阪」で開かれました。



ポピュラー音楽コースは2011年に開設され、今年、初めての卒業生20人が巣立ちます。コンサートはこの20人が2年間の学びの成果を発表する一生に一度の記念ライブ。



J-POP、洋楽、そして、学生たちが自ら作詞・作曲したオリジナル曲…と、18曲が披露され、家族や友人、在学生らが詰めかけた会場は熱気に包まれました。



ポピュラー音楽コースの誕生から、その育成に力を注がれた前学科長の故、川村龍一先生の遺影も、客席からにこやかに学生たちの熱演を見守っていました。