文字が見えない…を回避。

いよいよ今日、〆切が迫っている

パラボラ通信の編集に追われる出版系で

入稿データの制作について

印刷会社の方によるDTP講座がありました!

DTPとはDeskTopPublishingの略で

コンピュータで編集作業を行う、卓上出版を意味します。

編集したものを印刷会社に入稿した時に

写真データが出ないとか、文字が化ける(変形する)といった

トラブルが実は結構あります。 

そんなトラブルを回避するために

印刷会社との約束事がいくつかあるのですよ。

DTP講座

たとえば、雑誌を読んでいるときに

見開きの綴じてあるちょうど真ん中部分に、

文字がうもれていて、綴じてある部分を

無理に開いたことはありませんか?

その場合は、そうなることにまで配慮して、

綴じる側の文字を少し内側に配置しなければ

ならなかった、ということです。

本にも色々な綴じ方があり、

週刊誌に多い、本を開いた状態で中央部分を綴じる中綴じや

教科書に多い、本を綴じた状態で中央部分を綴じる平綴じ、

コミック雑誌に多い、接着剤を使用する無線綴じなど…

綴じ方によっても、配置に気配りが必要です。

DTP講座

その他にもフォント(文字)の選び方や保存の仕方、

画像の解像度とスクリーンの線数、

パソコンのバージョンによる違いや

データの保存形式についてなど…

印刷の知識をふまえたデータ制作が必要です。

印刷会社に就職する学生もいるので、

そういった知識があると有利かもしれませんね。

出版物にはお金と時間がかかるもの、

できれば印刷の状態を確認する校正は回数を少なく、

納期も短く、スムーズに終わらせたいものです。

 

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