ガラス工芸の特別講義がありました!
講師は大阪芸術大学でも教えておられる、
スコット・ベネフィールド先生です。
スコット先生はイタリアのベネチアンガラスで有名な
ケイン(細いガラスの棒)を使った作品に魅せられて、
パズルのように組み合わせて模様を作る
ケインワークの作品を多く作っています。
(ガラス工芸のみんなでコロッケパンパーティーしてました。)
一気に作品を作る吹きガラスとは違い、
ケインワークは作業が個別になるのが特徴で
立ち止まってデザインを考え直すことも
少なくないのだとか。
スライドレクチャーの後、
アメリカにあるスコット先生の工房で
作品を作る様子をDVDで鑑賞。
これがすごく面白かったんです!
ガラスの作品を作る時は助手の方と
2人で作業することが多いのですが、
スコット先生の工房は一人で作れるように
機械を駆使して、いろいろ工夫が施されています。
これがなんともキテレツな工房で面白かったです。
ガラス工房には似つかわしくない、
市販の電動ドリルが登場した時には思わず笑いが。
次は、ガラス工芸実習室に移動して
デモンストレーションを見学です。
サービス精神旺盛なスコット先生は、
ガラス工芸実習室に集まった沢山の先生&学生に
様々なケインの作り方を見せていただきました。
その中にはもちろん電動ドリルもありましたよ(笑)
熱されることで水飴のように伸びるガラスは本当に不思議。
今回、一番気になったのは、
ガラス工芸の先生がみんなバイリンガルで
スコット先生と普通に英語で話してたこと。
ガラス工芸に携わるとみんな留学したくなるのか…?
ガラスには日本というより外国のにおいを感じます。